2006-02-01(水) 京都日記 [長年日記]

京都日記

思わず時間がぽっかりと空いたので、四条の繁華街あたりをふらふらと。

足取りが何やら重いので、本屋で枡野浩一「あるきかたがただしくない」を衝動買い。多分に歩き方についてのハウツー本だろう。デューク更家みたいなウォーキングか、ヨガかピラティスか何かだろうか。帰ったら読もう。あと山崎方代の歌集「こんなもんじゃ」を買う。こんなことなら金券ショップで図書カードを買っておくべきだった。

新しくできたA.P.C.に立ち寄る。秋冬、案外安くて驚く。デフレ? 明日から春夏だそう。おしい。大阪は南堀江のサープラスにはセンタープレスされたジーンズが売られているとの情報を入手。欲しかったものだ。でも懐が寂しい。

蛸薬師通東洞院東入ルの中国茶荘「岩茶房」へ。

http://www1.odn.ne.jp/~aap98890/toyoki_e406n/ganchaboukyoto-map.html

思えば朝から何も食べていなかった。立ちくらみ。

お茶は寄種と云うものを頂く。まあ烏龍茶と思って頂ければ良い。いわゆる「岩韻」と呼ばれるミネラル味は感じられ無かったのだが美味。何より、花のよつな芳しさがよい。この華やぎのある匂いは温かい烏龍茶独特のもの。他の茶とは比べられないものだ。この幸せを知ってしまうことはある意味不ある意味不幸なことかも知れないと思うほど。

あと、ココナッツ豆腐を頼む。杏仁豆腐はまた違った香りでこれも良い。シロップが実に旨かったので、何なのか訊いてみると、レモンと桂花陳酒が入っているとのこと。

この店は割とこぢんまりしたているので、他のお客とコミュニケーションを取りやすい。

お店にある花瓶に花を生けているお客がいたので話しかけてみると、花屋の娘さんだとのこと。花の生け方について話す。写真がその花。

と、お茶の世界に浸っているところで電話。晩御飯を食べようとのこと。

黒ビールは美味。

手ぬぐいスカーフを巻いた僕は南海キャンディーズのやまちゃんよりいけてないらしい。自分の男前度を思い知らされる。

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