僕の贔屓にしている文庫専門であるふるほん文庫やさんが経営難であるらしい。
日本最大の文庫専門古書店であり、絶版本も一定の価格で提供していたり、文庫本の図書館をNPO法人で設立したりとなかなか店長は活動家であって、そこらへんは気持ち悪いと思う人もいようが、この古書店の価値は一定に評価できると思うのだ。本店は北九州市だが、支店というか委託の本棚が各地に存在している。送料もかなり良心的だ。だから、これからも末永く営業して欲しいのだ。胡桃日誌の読者の皆さんも、文庫本をお探しならここでお求めになってください。胡桃日誌はふるほん文庫やさんを応援してます。
歌人の枡野浩一は、「かんたん短歌の作り方―マスノ短歌教を信じますの?」のなかで、物を書くと、人は必要以上に自分を飾ってかっこよく見せがちで、それがあまりよくないので、自分の顔に見合った短歌を詠みましょうなんてことを云っている。彼の短歌はかっこよさ抜群であるが、彼の見た目はどうかと思う。関係ないけど、林あまりだってそんなに美人とは思えないし、穂村弘に至っては伊藤俊人似である。でも、二人ともとってもセクシーな歌を詠む。これはどんなものかいな。
その人の書いている文章とその人のルックスとは必ずしも比例しない。村上龍はいかにもかっこよさげでナルシスティックだが、かっこよくない。池澤夏樹の文章は一級品だが、やはりルックスはいまいちだ。
それに比べると、俵万智はそれなりだし、森毅もそんな感じ。河合隼雄も文章のとおり怪しげだ。澁澤龍彦は文章の通り一等かっこいい(贔屓目)。
そんな感じで、web日記の作者のイメージというのもやっぱりあって、会ってみると幻滅という感じもあるだろう。自分が読んでいる日記の作者は、それなりにかっこいいと思う心理はどこから来るんだろう。
というか、この胡桃日誌の作者は読者の期待通りなのだろうか。期待通りにかっこいいのか、期待通りに不細工なのか。それとも期待外れにかっこいいいのか、期待外れに不細工なのか。胡桃日誌の読者で僕の顔を知っている人は極僅か。みんなどう思ってらっしゃるのか。
でも、自分をかっこよく演出するのも、それもまた一つの芸なのではないかな。だから、僕は短歌を自分よりかっこよく詠んでも良いと思うのだ。
家にある不要な本をいいかげんに処分したいと思いつつ、できないでいたのだが、ブックオフとかで買い叩かれるのも嫌なので、Amazonのマーケットプレイスに出品した。総数40冊近く。まだまだ売るべき本はあるのだけど、とりあえずはこれくらい。で、早速ニ冊売れた。
ヤフオクでは、中国茶器など三点を売却。
リストは送料など引いた純利益。
しかし、これだけ収益があっても、ネットで浪費しているお金もリストにしなきゃなあ。今年に入ってからもかなり使ってるし…。計算するのがおそろしい。
昨日のお茶セットに入ってたもの。こちらも台湾の青茶だが、昨日の梨山烏龍に比べると、渋みが強く香りが弱い。梨山のほうが好みかな。
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