2002-06-12-(水) 特筆すべきこと、特に無し/『心理学論の誕生』 [長年日記]

特筆すべきこと、特に無し

朝から英会話のビデオ。間違って5月のテキストを買ってしまった。馬鹿。今回のビジネス英会話はいまいち。

で、『日本のよふけ』。瀬島龍三。もと大本営陸軍参謀兼海軍参謀として日本の軍隊の中枢で働き、戦後シベリアへ11年抑留。帰国後、伊藤忠商事で働き会長まで登りつめ、元JRとNTTの民営化を手がけるという、日本の近代史の生き証人。今回で三回目の放送。来週も彼が出演する。この番組、なかなか面白く、日頃見ることの無い人や、著名人の半生について知ることができる。

でえ、『スタートレック・ヴォイジャー』。福岡ではもう最終回を観ているので、なんか変な気分。

網戸に防虫剤をしこみ、枯草を燃やす。僕、火を炊くの好きなんだよね。なんだかわくわくしてしまう。あまりいい趣味とはいえないけれど。

そして、読書。昼食。また読書。

ヤフオクで僕が愛用しているVivienne Westwoodの香水LIBERTINが出品されているのを見つける。しかし、今はヤフオク使えないんだよね。イーバンク銀行の無料使用期間が切れてしまって、クレジットカードを使おうと思ったけれど、パスワードだかなんだかの認証に失敗する。なんでこうなるのかなあ。本人確認を郵送でしなきゃいけないんだけど、車の免許が無いので住民票をとらなきゃいけなくて凹む。僕には足が無い。おまけに、今日、足である弟と激しく喧嘩してしまった。頼めない…。

地元の情報をネットで調べてたら、近くにいい酒店があった。量り売りしてくれるらしい。坂本屋酒店。リンクしたからおまけしてくれんやろか。

Book : サトウタツヤ 渡邊芳之 尾身康博 2000 『心理学論の誕生 「心理学」のフィールドワーク』 北大路書房

心理学ってやってたらデータとって検定してっていうプロセスをアプリオリに取り込んでしまって、それをベースにして研究を考えてしまいがちになる。

それをまず疑ってみようという姿勢というのは、やっぱり心理学徒であれば一度はとったことがあるだろう。その漠然とした疑問というか不信感というのをある意味明確に示してくれたという意味では評価できるが、今までの心理学の方法論(技術論)のパラダイムがだめなら、他の代わりのパラダイムはなにかというとフィールドワークということ。

しかし、この本ではその新しい心理学のパラダイムであるフィールドワークということを明示してくれない。一体どうやったらできるのか。まあ、そこらへんは他の本を読めってことなんだろうけど、なんだかそれは不親切だなあと思った。

しかし、心理学徒なら必携書だとも思う。でも、答えはない。

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