2002-12-01-(日) インドア系ファッションからA.P.C.まで/日記読み:高遠さん/日記読み:文学とは/日記読み:酒/お茶日誌:玉露

インドア系ファッションからA.P.C.まで

インドア系ファッションリーダーを自負する僕は、ベージュのチノパンと黒の徳利セーター(って、まだこういう言い方をするのかしら)を着て、A.P.C.のステンカラーコート(ブランドものはこれのみ)という、あと眼鏡をかけてれば典型的なインテリオタク系ファッションの黄金率という服装をして高校に行っておりました。

高校の男の先生といったら、スーツかアウトドア系が殆どで、でシャキシャキのインドア系ファッションの僕はどうも浮いているみたい。高校生にもおしゃれだねえと簡単に騙されてくれる生徒もいれば、先生の服装は女みたいだと云う生徒もいる。しかしなあ、スーツを着るのは面倒だし(というか一着しか持ってない)、アウトドア系のファッションは僕には似合わない。だから仕方がないのだ。と、この冬はA.P.C.のサープラスでいろいろと物色する予定。

というか、A.P.C.今年のラインはfemmeがかなりいい感じで当たり年のように思います。少なくとも僕が女性だったら欲しいものが一杯で困っていたでしょう。というか、サイズがあれば僕が着たい服が山ほどある。一頁目のフェミニンなダッフルコートは実にキュートだし、二頁目のウォッシュドコーデュロイのワンピは秀作。七頁のモデルの姿はボヘミアンテイストが慎ましく表現されているのは実に控えめで好感が持てる。続いて十九頁の二つのオックスフォードシャツは素材フェチの僕は負けてしまいそう。その他、パンツにしてもジャケットにしても一点一点すばらしい出来で感動。それに比べるとhommeは保守的というかなんと云うか。四十頁の黒のキャスケットは既出だし、コートの類も出来はいいが目新しさはあまり感じない。でもこういう保守的なところがA.P.C.のいいところでもあるのだが。

と大して知りもしないのに知ったような口をたたくのが日記の芸だと思ってるのですが、信用ならないという方はA.P.C.のサイトを今すぐチェック。カタログも送ってくれます。

そうそう、ヤフオクで去年の冬物の無くしてしまったマフラーの色違いを落札しました。色違いというのが不本意ではあるものの、2300円という価格はかなり安かったかな。自動延長なしの30秒前入札という緊張感あふれた入札でした。

日記読み:高遠さん

高遠さんの日記MUSICA FICTAが閉鎖の運びとなったようです。暫く更新がなかったのでどうしてらっしゃるのかと思っていたら、お仕事が忙しいとのことで閉鎖されるとのこと。

かつては手ごわい論客として、とるにたらない僕の日記を取り上げてもらい、真剣に反論してもらいました。「カシコからアホが学ぶのは当たり前、アホからでもなにか学ぶことが出来なかったら本当のカシコとは違うんや(うろ覚え)」という森毅先生の言葉を思い出します。それに、人間相手にされているうちが華だと思うので(最近は誰にも相手をされないなあ…って凹んでます)。

高遠さん。日記界からの卒業、おめでとうございます。

と、僕も日記界から卒業する日がくるのかしら…。

日記読み:文学とは

メルさんのメルの本棚の11/30より。

どうも小説を、単に特定の思想や精神が反映されているただの器、あるいは鏡のように考えているような感じがする。

これもなんだろう、原因と結果を時間軸にのせて考える因果論的なパラダイムから脱却しようとする動きなのかなあと思ったりする。しかし、このパラダイムから逃れたとき、僕達が出会うテキストは一体何なのかとっかかりが持てないような気がしないでもない。 メルさんの日記では文学という学問の考え方とか、本のこととかいろいろ勉強になります。最近一番の注目です。

日記読み:酒

餌子さん。えさ!11/30より。

酔っぱらいの皆さん、ほんまに旨いと思ってお酒を飲んどりますのん?もんもん♪

酔っぱらいの皆さんとしては「ほんまに旨い」と言うしかないですね。最近は日本酒を飲むのですが、辛いお酒にもほのかな甘味を感じたりという変な味覚です。多分これは、酩酊時の快感にドライブされるかたちで、意識レベルで「旨い」と錯覚するような感覚の連合を作ってしまったのではないでしょうか。という答えでは駄目かしらん♪

お茶日誌:玉露

和菓子屋さんの喫茶室にて。玉露のセットには小さな急須と湯冷ましと湯のみ、そして和菓子が一品ついてくるというもの。お湯もたっぷり用意され、結構リッチな気分。でも、玉露の味ってのを僕はあまりわからなくて、飲んでみても鋭い渋みが先行していてあまり美味しいとは思えなかった。中国茶がそうであるように、二煎目以降からは他の味が出てくるのかなあと思ったら、ゆっくりと渋みが消えていくだけ。何なんだ?